Komodo Editはじめましたの2

前回の続き。

kotlin.Unit

Komodo Editなんとかしたい

いじり甲斐があるので、いろいろと設定を試しているのですが、現時点までの未解決項目を書いておきます。 なんらかの方法で解決できるものもあるかもしれないけど、現時点の知識レベルだと簡単に解決できない。まだコーディングに使用していないので、本格的に使い始めたらもっと他にも文句が出てくるかもしれないです。

水平ルーラーがない

Komodo Editでは、水平ルーラーを表示する機能が実装されていません。 水平ルーラーというのは、下の画像でいうと、一番上に描画されている定規のようなものです。1行の文字数を気にするときのガイドになります。ちなみにこの画像は秀丸エディタです。

Hidemaru.png

ActiveStateのBlogにも書かれているのですが、開発側は行の長さを制限する事(例えば80文字とか)に否定的で、そういった人達をやんわりとdisってます。実装する気はないようです。 その代りに、指定した文字数の位置に垂直線を引く機能が実装されていて、文字数を気にしなければならない場合はそれで我慢。 個人的にこれで概ね事足りるのですが本当は水平ルーラー欲しい。

マルチバイト空白スペースを可視化する方法が用意されていない

全角スペースとも呼ばれます。これを見えるようにしたい。ちなみに秀丸エディタでは、淡いグレーの破線で書かれた正方形が現れます(可視/不可視は設定による)。 下の画像で言うところの3行目です。というか、さっきと同じ画像ですが、今回このキャプチャに僕の思いが全て詰まっています。

Hidemaru-1.png

改行文字の表示がヒドい

設定項目の中に、EOL(End Of Line)の表示/非表示があるのですが、表示してみると、これは誰も使ってないのではないかと思うくらいの見栄えになります。下の画像は、改行コードがCR/LFのテキストファイルを開いた画面です。

komodo_win.png

ファイル終端の空行や、行末のスペース(Markdownのために)を確認したりするため、改行文字の位置が知りたいのですが、これはちょっとひどい。

知りたいのは改行文字の位置です。どのような改行コードが用いられているか、は常に知りたい情報じゃないですよ。下の画像のように、単にそこが改行されている事がわかればよいのです。

Hidemaru-2.png

EOFを表示させたいのに無い

上記に関わるのですが、EOF(End of File)を表す記号が表示できない(できる?)。 ファイルの末尾がどの位置か。最終行末か、それとも改行を一つ挟んで次の行なのか。これが知りたい。下の画像で[EOF]と表示されているものです。

Hidemaru-3.png

タブ文字の自己主張が強すぎる上にタブ文字を表示させようとするとホワイトスペースまで可視化されるふざけるな

面倒なので画像については上のを参照してください。2行目がタブ文字です。秀丸エディタでは慎ましく控え目な表示ですが、Komodo Editではタブ幅いっぱいに矢印が引かれています。 しかも、なぜかわからないのですが、ホワイトスペースの表示非表示設定と、タブ文字の表示非表示設定が1つの設定項目になっていて、どちらも可視化するか、どちらも不可視化するかしかありません。 画像1行目はホワイトスペースが4つ並んでいるのですが、個人的に、ホワイトスペースは不可視でタブ文字は可視にしたい、切実。

Markdownを気持ちよく書く方法が用意されていない

Komodo Editはプレビュー機能が標準実装されていて、例えばHTMLを編集しつつ同時にプレビューを行えたりします。素晴らしいです。 だがしかし、Markdownを書きながらプレビューする機能がない。誰かがプラグインかマクロか何か書いてるだろうと思って探すも見つからない。

頑張ってみる

とりあえず今の時点ではこんな有様なのですが、Komodo Editを攻略していくのは楽しいし、しばらく付き合っていくつもりなので、マクロとかプラグインとか駆使して頑張ってみます。