fedora で Google 日本語IME “Mozc” を使い始めました

fedoraを使い始めてから、日本語入力で変換時に落ちる(?)現象に悩んでいました。

日本語入力での変換時にスペースキーを打鍵しますが、そのタイミングで変換しようとした平仮名が消えてしまうのです(落ちている?)。

fedoraのデフォルトインプットメソッドはAnthyですが、fedora 10〜14まで通して使ってみて、同じ現象を確認しています。

先日fedora 14を新規インストールしたので、この問題について真面目に取り組んでみようと思い、Googleの日本語IME(Input Method Editor)である”Mozc“を試すことにしました。

Mozcのパッケージはオフィシャルリポジトリに格納されているのでインストールは簡単です。

[cc lang=”bash”]# yum install mozc ibus-mozc[/cc]

インストール後、再ログインが必要です。一度ログアウトしましょう。

1. [システム]→[設定]→[Input Method Selecter]

InputMethodSelector.png

2. 「入力メソッドの個人設定」ボタン押下&「インプットメソッド」タブ選択

IBusSetting-386x400.png

3. インプットメソッドの選択メニューより[日本語]→[Mozc]を選択&「追加」ボタン押下

4. 「上へ」ボタン押下により、Mozcが先頭に位置するようにする

IBusSetting2-384x400.png

まだ数時間しか試していませんが、今のところ快調です。変換候補も充実しているので使いやすいと感じています。

それでもなお同様の現象が発生したら別の観点で調査しなければなりませんが、本エントリ程の文量でAnthyの場合は少なくとも1度以上は現象が発生していたので問題は解消されているのではないかと思います。