ServersMan@VPSのDNS自由設定機能はまるで自由じゃなかった話
7/27より、本日まで実に15日間もの間、ivoryworks.comの名前解決が出来ない状態となっていた。 これはつまり、ivoryworks.comドメインのWebページ(もちろんこのブログも)にアクセスできなかったり、@ivoryworks.comのメールアドレスにメールが送信できなかったりしたりするわけです。 2000年、ちょうど10年前にドメインを取得してから、サーバトラブル(自責含む)でサービス停止というのは数えきれないくらいあったけど、ここまで長期間アクセスできない状態に陥ったのは初めて。
このような事態になった経緯を機械的に書く。
- 元のホスティング会社(SAKURA)から、現在のServersman@VPS(DTI)へ引っ越しを計画。
- 「ドメイン移管の受け入れ準備がまだなので、ドメイン取得やレコード設定等は他の業者でよろしくね」
- SAKURAのDNSを用いつつ引っ越し完了。サービス開始。
- 「ドメイン移管の準備ができたから受け付けるよ」
- すぐ申し込む。
- 元のホスティング会社からServersman@VSPへドメイン移管が行われる。
- しばらく待つ。
- ある日、ブログにアクセスできない。
- ドメイン移管が完了したのだと思い、早速DNSの設定ページを探す。
- ない。
- なぜない。
- 一生懸命探したら「DNSの編集機能は8月中順からだよ」と書いてある。
- からだよ、じゃないよ。じゃあ、レコード設定メールで送るから登録して。
- 「DNSの編集機能は8月中順からだからそれまで待ってね」
- 待てない。
- twitterで抗議。
- 「DNSの編集機能は8月中順からだからそれまで待ってね」
- やだ。
- 「DNSの編集機能は8月中順からだからそれまで待ってね」
- 死亡。
で、今日、
「DNS自由設定機能を開始したよ。おまたせ」
うぇーい、じゃあさっそく設定だ。
- Aレコードは、マスタードメイン、mail、wwwの3つが自動的に登録される。編集可能レコード上限が3つと書いてある。が、編集できない。編集出来たとしても、上限が3つとあるので、mailかwwwを編集することになる。
- MXレコードは編集不可(mailが設定される)
- PTRレコード、現状設定不可
- 1つのIPアドレスに1つのマスタードメインしか割り当てられない
全然自由じゃないよ! サブドメインが切れないよ!
SAKURAに戻るしか。
が、ドメイン移管から60日間は別のレジストラへの移管は行えない縛りがあるので生殺し。