ThinkPadでデュアルブート
ThinkPad(X31)のHDD換装を終えたので、そもそもの目的であったWindowsとLinuxのデュアルブートを実現しようと思う。
WindowsXPとFedora11。
以下の(中略)自己責任で!
あと、あらかじめLiveUSBを作っておいたほうがいい。ブートローダ置換のために。あと、ヘタするとWindowsが起動できなくなるかもしれない。
さて、作業はあまり難しくはないが慎重に行う必要がある(今回はHDD換装直後のため工場出荷時状態だったから気にしなかったけれど)。
あぶない。
HDD換装時に使用したパーティション編集ツールを用い、Linux用の領域をCドライブから奪う。
EASEUS
http://www.partition-tool.com/
EASEUS Partition Master(Home Edition)は無償だ。
40GByte程度頂いた。
パーティションを分割したら、あとは普通にLinuxをインストールするだけだけど、マスターブートレコード(MBR)については注意を払ったほうがいい。
深く考えずにLinxuをインストールした場合、おそらくMBRのブートローダはLinuxのローダによって上書きされてしまうだろう。
作業に際して以下のコンテンツをよく読んだ。
情報量が多く、また丁寧に書かれているので、デュアルブートもしくはマルチブート環境を構築する場合、手を動かす前に一読する事を薦める。
Tips: マルチブートするなら2段階ブート方式に統一しよう
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?multipleboot
Fedoraのインストール過程で以下の画面に到達したら、『空き領域を使用』を選択し、『パーティションレイアウトの再確認と変更』のチェックボックスをチェック。
たとえパーティションレイアウトをインストーラに任せる場合でも必ずチェックすること。そうしないとMBRが上書きされる。
(なお、以下の画面でディスクサイズが4GBになっているのは、説明用に別環境でキャプチャしたためである)
『パーティションレイアウトの再確認と変更』をチェックしておく事により、後々以下の画面が表示される(チェックしないとこの画面はスキップされ、見ることはできない)。
もちろん『ブートローダを/dev/sdaにインストールする』のチェックは外しておくこと。
あとは特別な事をせずインストーラに任せて置けばよい。Next&Nextで。
Linux(Fedora11)のインストールが完了。
次にブートローダ。
以下を参考にし、ブートローダはMBMを用いることにした。
Tips: MBM(ChaNさんの高機能・マルチブート用ブートローダ)をもっと便利に使う情報とツール
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?mbm
手っ取り早かったので、先日作成したLiveUSBで起動し、Linux上で上記コンテンツからダウンロードしたMBMをブートレコードに書き込む。
以上でThinkPadでのデュアルブート環境構築作業は終了。