Android:開発環境の支度1『Eclipse』
先のエントリのとおり、Google Androidアプリの開発に挑戦することにする。
右も左もわからないのだけれど、おあつらえ向きなコンテンツが@ITにあったのでありがたく参考にさせて頂く。
Androidで動く携帯Javaアプリ作成入門 – @IT
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/index/index_android.html
開発環境はEclipseがいいですよ、と言うので黙って従う事にする。なお今回は、Windows XPが動作するコンピュータで開発を行う。
Eclipseは使う前提として、JDKかJREがインストールされている必要があります。
「JDKかJRE」。どちらも知らないし”or”なのが気になる。なに?
- JDK(Java SE Development Kit)
- JRE(Java Runtime Environment)
どうやら開発キット(JDK)と実行環境(JRE)ということだけど、JREはJDKを内包していると書いてあるので、JDKをインストールする事にする。
Java SE Overview – at a Glance
『JDK 6 Update 14』というのがあったのでダウンロードした(jdk-6u14-windows-i586.exe)。
日本語化されたドキュメントも用意されているので合わせてダウンロードする(jdk-6u10-docs-ja.zip)。展開したら266Mbyteにもなった。巨大だ。
次にEclipse。
Eclipse Downloads
http://www.eclipse.org/downloads/
3.4.2が最新版であるらしいので『Eclipse IDE for Java Developers (85 MB)』の”Windows”アンカーでページ遷移してダウンロード(eclipse-java-ganymede-SR2-win32.zip)。
Eclipse 3.4.2の日本語化言語パックも入手下記サイトから入手する。
『Eclipse IDE for Java Developers』のアーカイブがそれである(NLpackja-eclipse-java-ganymede-SR2-blancofw.zip)。
Eclipse Ganymede (3.4.2) 日本語化言語パック (サードパーティ版)
はじめにJDKをインストールする。
ダウンロードしたJDKのインストーラを実行するだけで何も考える必要はない。
インストールが正常に遂行されたかどうかJDKとJREの動作確認を行う。と言っても、コマンドプロンプトでバージョン確認を行う程度。
JDK
c:\>”C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_14\bin\javac
” -version
javac 1.6.0_14
JRE
C:\>java -version
java version “1.6.0_14”
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_14-b08)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 14.0-b16, mixed mode, sharing)
参考にしたサイトでは、JDKのドキュメントを C:\application に jdk6 というディレクトリ名で展開しなさいと言っているのだけど、このパスに意味はあるのかな?
次のEclipseのインストールでも、C:\application に展開しろと言う。
もしかすると、eclipseがJDKのドキュメントと連携できるのかもしれないが、説明や理由が書いてない。
釈然としないが倣うことにする(本当はルートパス直下にディレクトリを増やしたくないのだけど)。
結果として以下となった。
C:\application\jdk6 ← JDKドキュメント
C:\application\eclipse ← eclipse
日本語化。
ダウンロードしておいた日本語化パックを展開すると、eclipseというディレクトリが生まれるので、それをそのまま C:\application\eclipse に上書きしてしまう。
以上でEclipse準備は完了。
試しに起動(C:\application\eclipse\eclipse.exeを実行)してみると、ワークスペースの位置を設定しろと言われる。
参考にしたサイトでは「C:\workspace\eclipse」にしましょうみたいな事が書かれてるけど、さすがにワークスペースはどこでもいいはずだ。とするとさっきの「C:\application」も別にどこでも良かったのかもしれない。
元々使用していた作業フォルダ c:\works\にeclipseディレクトリを生成し、そこをワークスペースとして設定した。
しばらくするとEclipseのWelcome画面(?)が表示される(このエントリ最初の画像)。
今回はここまで。
Software Desingの2009年3月号に『Androidアプリ開発「匠」への道』と題して特集が組まれていた。合わせて読んでいる。
記事中で紹介されていたサイトを以下に記す。
Android 公式ドキュメント
http://code.google.com/android/
日本Androidの会
http://groups.google.co.jp/group/android-group-japan
Android SDK Japan
http://groups.google.co.jp/group/android-sdk-japan
合わせてAndroid Discussion Groups(http://code.google.com/android/groups.html)というサイトが紹介されていたのだが、アクセスしてみても存在しない。
code.google.comからリンクされていた以下のサイトをリンクしておく。
Android Developers