Vine Linux に VNC(server)をインストール
Vine Linux 4.2 に VNC Serverをインストールしてみる。
インストール
aptでvnc-serverパッケージをインストールする。
# apt-get install vnc-server
アクセス設定
hosts.denyとhosts.allowでアクセス制限(不許可・許可)を行う。
# vi /etc/hosts.deny
Xvnc : ALL
* まずは全てを不許可
# vi /etc/hosts.allow
Xvnc : xxx.xxx.xxx.xxx
* 指定したIPアドレス(xxx.xxx.xxx.などとしてセグメント指定も可)を許可
パスワードの設定
vncpasswdコマンドで接続時に必要なパスワードを設定する(個人単位)
$ vncpasswd
Password:
Verify:
vnc-serverの起動
$ vncserver
起動すると以下のようなメッセージが出力される。
New ‘fuga:1 (hoge)’ desktop is hoge:1
Starting applications specified in /home/hoge/.vnc/xstartup
Log file is /home/hoge/.vnc/fuga:1.log
”:1″の「1」はディスプレイ番号と呼ばれるもの。接続時や停止時に必要なので記憶しておく。
GNOME
デフォルトでGNOME環境となるよう設定する(デフォルトではtwm。見た目が悲しい)。 ホームディレクトリの.vncディレクトリへ移動する。
$ cd /home/hoge/.vnc
デフォルトの環境ファイルをリネームする。
$ mv xstartup xstartup.org
xinitrc を xstartup として利用する為、シンボリックリンクを張る。
$ ln -s ../.xinitrc ./xstartup
ホームディレクトリに.xinitrcファイルが存在しない場合にはしかるべき場所からコピーしてくる。
$ cp /etc/X11/xinit/xinitrc /home/hoge/.xinitrc
vnc-serverの停止
vnc-serverの停止には起動時のディスプレイ番号が必要となる。
$ vncserver -kill :1
VNCクライアントで接続
VNCサーバのホスト名にディスプレイ番号を付与したアドレスで接続する。
fuga:1
ブラウザで接続
Javaが動作するならばブラウザからVNCを利用する事ができる。
ポート番号の下1桁(1の位)をディスプレイ番号にする。
http://fuga:5801