ジョウホウ濃度120%:レビュー結果
すみません。
予告しておきながら、3ヶ月も経過してしまいました。それでは早速、ニュース系メールマガジンの購読結果報告させていただきます。
結果から申し上げますと、
ほとんどダメ
購読対象が全て無料であるので、あまりワガママは言えないのですが、詳細は次の通り。
購読開始後1週間目までに、対象となる20誌のうち1通も配信されなかったマガジンが7誌。なんと、これら7誌の内、1誌を除いて「日刊」と謳っているのだ。恐らく「飽きちゃった」のだろう。しかたがないので7誌を購読解除。
さらに、「日刊」と謳っておきながら不定期に配信された2誌を購読解除。
ええと、まだあった。
ニュース本文に発行者のコメントが添えられているマガジンが1誌あるのだが、これが非常に読みにくく、ただの横槍としか読み取れない。娯楽的なニュースマガジンとしては良いかもしれないが、そうだとしても1通に含まれるニュースの件数が少ないし、ニュースの内容も低俗なものが多い。私が求めているモノとは違うので購読解除。ゴメンね。
1週間目で既に半数の10誌がダメダメマガジンであった。この時点で計10誌。それぞれを、A誌~J誌と呼ぶことにする。
– 各誌レビュー —
A誌:
A誌は同組織が発行している有料版マガジンから見出しを抜粋したカタチで構成されており、日刊なのだが、1日に複数通発行される。
内容は、政治や経済、生活など4~6のジャンルに分けられ、それぞれのジャンルでいくつかのニュースを掲載している。しかし、有料版からの抜粋であるため、内容としては薄く、見出しと1行の概要のみで1つのニュースが構成されている。これでは興味を持った見出しでも詳細な情報を得ることができない。知りたきゃ有料版を購読しろって事。そりゃあね、商売だから当然か。
B誌:
企業が発行している日刊のニュースマガジン。記事は新聞から引用されている。
政治経済から芸能まで広いジャンルを扱っており、それぞれの記事数、および記事ボリュームもちょうど良い。あと、訃報が掲載されているのはB誌のみ。異色。
全体的に評価高し。最有力候補!
と、思ってたら9/1から突然有料化。
自動的に配信停止。
C誌:
これも企業が配信しているマガジン。この企業は有料版のマガジンも発行しており、購読した無料版の内容は、有料版のニュース見出しが列挙されたもの。見出しだけ読まされてもどうにもならないよなー。有料版の広告的内容。
D誌:
とにかく広告文が多いマガジン。たとえば、170行中100行が広告やシグニチャだったりして、読む前からうんざり。そのうえ、本文も見出しのみが列挙されているだけで、ニュースの内容は良く分からない。
E誌:
社会、経済、スポーツ、芸能、音楽といったジャンル別に、それぞれのニュースを見出し1行、内容4行でまとめている。文体的にもとても読みやすい。
10誌の中でB誌に次いで理想的なマガジン。しかしB誌は有料化してしまったので、これがトップだといえる。
F誌:
企業が発刊しており、ボリューム満点であるが、発行記者のどうでも良いコラムと、これまたどうでもよい小話がその半分を占め、ニュースとしては有料版からの見出し抜粋。有料版を読めって事ですな。
G誌:
一通一通のニュース数は少ない(3つぐらい)けれど、一日に何通も届くメールマガジン。ニュース内容は1ニュース8行ほどで満足できるボリューム。
H誌:
一通一通のニュース数は少ない(3つぐらい)けれど、一日に何通も届くメールマガジン。ニュース内容は1ニュース8行ほどで満足できるボリューム。
って、おいっ!
どうもおかしいと思ってたら、G誌とH誌の内容から配信数まで全部一緒だよっ!誌面の構成から全て同じ。ただし、1日の発行数と発行者、発行者サイトが異なる。これはどういう事なのか。
I誌:
「社会」、「経済」、「政治・行政、国際」の3ジャンルにニュースが2つずつぐらい含まれたマガジン。1ニュースの記事ボリュームは4行ほどで、結構読みやすい。
が、チョイスするニュースが毎回固すぎ。
J誌:
ニュースマガジンではなく、コラムマガジン。1つのニュースを取り上げて、コラム的にまとめたもの。
読む気ゼロ。
結論としては、E誌が自分にとって最も理想に近く、次点はG誌とH誌(内容一緒だからね)。
B誌の有料化が残念でならない。
興味があったらどうぞ。
E誌:「SUPER NEWS !!」
http://www.mag2.com/m/0000061394.htm
G誌:「役に立つメールマガジン(国内ニュース編)」
http://www.pp.iij4u.or.jp/~akinori/magazine/
H誌:「ドットコムのインターネットマガジン」